パラグライダー少女、突風に遭遇し崖下に転落、重傷
パレルモ、2024年7月15日 - 17歳の少女が本日、パレルモ県チェファルーでパラグライダー飛行中に突風に遭遇し、崖下に転落する事故が発生しました。少女は複数箇所を負傷し、重傷を負っています。
少女は、ホテル・コスタ・ベルデ上空からのフライトを予定していたパラグライダー愛好家グループの一員でした。すでにハーネスを装着し、パラグライダーの準備をしていたところ、突風によって地上から持ち上げられ、下の斜面へ投げ出されました。少女は岩に激突し、複数の外傷と骨折を負いました。
グループにいた父親が緊急通報112番に通報。118番通報センターは、現場が険しい山岳地帯であることを考慮し、高山救助隊に要請しました。高山救助隊は、前日の高温を考慮し、地上での複雑な救助活動のリスクを最小限に抑えるため、国家第4航空隊にヘリコプターによる救助を要請しました。
国家第4航空隊のAW139ヘリコプターは、高山救助隊の救助隊員2人を乗せてボッカディファルコ空港から飛び立ち、数分で現場に到着しました。一方、チェファルーのカラビニエリは、周辺の他のパラグライダーを排除し、負傷者のパラグライダーを切り離しました。
救助隊員はヘリコプターが近くに着陸する間にロープで降下し、少女にたどり着きました。救助隊員は少女の容態を安定させ、担架に乗せてヘリコプターに搬送。ヘリコプターは少女をボッカディファルコへ運び、待機していた118番通報センターの救急車でパレルモのヴィッラ・ソフィア病院へ搬送されました。
少女の容態は重篤ですが、命に別状はない模様です
