2024年の記録的な増加に続き、ロシアでは来年、防衛費のさらなる増額が予定されている。ブルームバーグが来年度予算案を引用して報じたところによると、2025年の防衛費は国内総生産(GDP)の6.2%に達し、今年の10.4兆ルーブルから増加して13.2兆ルーブル(1,420億ドル相当)となる見込みだ。月曜日に下院に提出される2025~2027年の予算案で明らかになる。防衛費と国家安全保障費を合わせた額は、歳出全体の40%に達し、教育、医療、社会政策、経済開発の合計を上回る。2025年度予算の30%(12.9兆ルーブル)は機密費に充てられ、2024年度より1.1兆ルーブル増加する。財政赤字はGDPの0.5%となる見通しで、増税、累進資産税、エネルギー以外の利益の増加により、2024年の1.7%から大幅に改善される。